ドライウォールの特徴 (4/6)
廃棄物を出さない室内壁
日本で2022年に生産された壁紙は647,866,314㎡。そのうち塩化ビニール系とプラスチック系の壁紙が641,977,190㎡となり、全体の99%を占めています。(日本壁装協会発表)
ビニールクロスのリサイクル率は低く、張替えや解体等で年間10万トンが廃棄されているようです。このビニールの廃棄を誰も問題にしないのが不思議でなりません。
火災時に直ぐに燃えてしまう 危険なビニールを壁と天井に貼るのは日本の家だけです。



ドライウォール
ドライウォールの室内壁は、模様替えや、汚れたら何度でも再塗装出来ます
アメリカのドラマや映画で、お父さんがローラー片手に壁を塗装している姿をご覧になったことがあると思います。北米では、壁が汚れたり、模様替えの際は自分で塗るのが一般的です。
ドライウォールの下地処理は職人技ですが、再塗装に関しては手軽にできるのが特徴です。クロスのように剥がす必要はありません。上塗りするだけです。私の知り合いの家では、お母さんが率先して塗り替えを行っています。
(家をキレイにして資産価値を高めていると言った方が正しいかと思ます。北米では中古も新築もさほど変わらぬ価格で取引されています)
手軽にメンテナンスが出来るのがドライウォールであり、いつまでも美しい室内空間を保つ事が出来ます。