ドライウォールの特徴(3/6)・高耐震 高気密住宅になる理由

ドライウォールの特徴 (3/6)
高耐震 高気密住宅になる理由

ドライウォールの室内壁は、独自の工法により、耐震性と気密性を向上させています。

①  テーピング
②  3回のパテ処理
③ 石膏ボードの大きさと、その施工方法

ドライウォールの構造

ドライウォール

ドライウォールの構造

テーピング

ドライウォール

写真のテーピングをしている部分のボードは僅かに凹んだ特殊なテーパーボードと呼ばれる石膏ボードを使用しています。この窪みにテーピングと3回のパテ処理を行う事でボードどうしが強固につながり耐振性と気密性を高めます。

4×8・テーパーボード・横張り

ドライウォール

石膏ボードが横に張られています。日本の家ですと縦に張るのが常識ですが、ドライウォールは地震の横揺れに対し強くする為に壁と天井共に4×8(1220×2440)の大きなサイズの石膏ボードをレンガ貼り(互い違い)にします。日本の場合、壁3×8(910×2440)、天井3×6(910×1820)。 この大きな4×8テーパーボードの横張リが、ドライウォールの正しい施工であり、フィートモジュールの家だからこそ出来る施工方法なのです。 この施工を行ってはじめて2×4・2×6工法の本当の耐震性能を引き出せると言っても過言ではないと思います。

3回のパテ処理

ドライウォール

写真の白い部分はパテ処理を行った場所。全てのつなぎ目、ビスの跡も処理されています。このパテ処理は計3回行われ、表面を均一すると共に石膏ボードを一体化させ、より強固な耐震性を持たせ且つ気密を高める目的もあります。 ドライウォールの水性ペイント仕上げは、クロス表面のように凹凸がないので、ごまかしが効きません。ちょっとした凹凸が照明により影になってしまいます。まさに、職人技と言える工法です。

ドライウォール
バズーカによるテーピング

石こうボードの違い

ドライウォール

天井と壁共に、厚さ12.5㎜ サイズ4×8(1220×2440) のテーパーボード、厚さ12.5㎜が標準。日本の家では、サイズ3×6(910×1800)か3×8(910×2400)のVカットボードが一般的です。厚さも天井に9㎜を使う会社が多いです。

小さなボードを細かく張るより、大きなボードを使い、つなぎ目を少なくした方が言うまでも無く耐振性は上がります。

サイズ4×8石膏ボードを10mの壁に施工した場合
フィートモジュールでは8枚と4分の1ぐらい (標準仕様)

ドライウォール

サイズ3×8の石膏ボードを10mの壁に施工した場合
日本の尺モジュールの家の場合11枚

ドライウォール

フィートモジュールの場合、石膏ボードは横張に施工します。 石膏ボードを横のレンガ張り(互い違い)に施工する事で、地震の横揺れに強くなります。

ドライウォール

4×8テーパーボード
大工さんの身長は170㎝ぐらいです

ドライウォール

ドライウォール 6つの特徴
【詳細説明】

① 火災時でも燃えない

② 壁の角が丸くなる

③ 耐震性・気密性が高くなる

④ クロスの張替えのように廃棄物を出さない

⑤ 部屋の色は2000色の水性塗料から選択

⑥ DIYできる室内壁

Drywall

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